外反母趾

●外反母趾について

外反母趾の治療用矯正テープを貼った所です。


●外反母趾とは
足の筋肉の横アーチの筋力低下などで、足の指の付け根にある横中足靭帯(横アーチ)が緩んでしまいます。

親指の付け根(第1中足趾節関節)が内側に突出することにより、親指が小指側に曲がり疼痛が生じた状態が外反母指です。

逆に小指が親指側に曲がってしまう状態を内反小指と呼んでいます。


●外反母趾の要因
・発生比率は男:女で1:10の割合で圧倒的に女性が多いです。
・要因の1つとしては、足に合っていない靴を履いている事が挙げられます。
・足先の細い靴を履くと歩行時に上手く足の指を使えずに歩行するため、本来出来るはずのない場所にタコや魚の目が出来て足裏全体のバランスが崩れることで外反母指になることがあります。逆に幅の広すぎる靴を履くことにより、歩く度に足が前に滑ってしまって足先の余裕のありすぎる部分につま先が入り込んで圧迫され発症するケースもあります。
・肥満、扁平足やエジプト足(足の指の中で親指の長さが最も長い)などの遺伝的要因などもあります。

●外反母趾の症状
①可逆期(代償期):親指の外反が靴を脱ぐ、マッサージした場合に元に戻る状態
②拘縮期(非代償期):関節の炎症等が起こり、靭帯などが固まって元に戻らない状態
③進行期(悪期):外反が自然に進行し立っているだけでより外に曲がっていく状態
④終末期:親指が他の指に重なり親指の関節が脱臼したような状態

●親指の角度
・~15度:正常
・15~20度:軽症
・20~40度:中程度
・40度以上:重症
   
外反母趾は痛みがないとそのままに放置されている方がよくおられます。痛みがないからといってそのまま放置をしてしまうと、外反母趾がそのまま悪化してしまい痛みが生じるだけではなく、外反母趾により足裏のバランスが悪くなり、腰から下の筋力バランスが悪くなります。腰から下の筋力バランスが悪くなることで腰痛、膝関節痛、下肢のむくみなど外反母趾以外の症状が生じることもあります。