生理痛・婦人科疾患について

●生理痛・婦人科疾患について

生理痛を市販薬でごまかしていたり、毎月なるものだからそのままにしておいたりすると、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科疾患や更年期障害、不妊に繋がる恐れもあります。鍼灸治療で生理痛の辛さを軽減させていきませんか!

●当院における生理痛の治療についての取り組み
生理痛・婦人科疾患の特徴は大きく分けて6つありますが、患者さん自身の生理痛の特徴・体質を分析することで鍼灸治療するための治療回数や治療方針を組み立てていきます。
当院の治療は、


・毫鍼、
・打鍼
・てい鍼
・接触鍼
・お灸・温灸
・スーパーライザー


をその方の体質・体調・状態によって使い分けていきます。またお身体の状態によっては治療の刺激量を調整したり、打鍼・てい鍼・接触鍼などの刺さない鍼も使用しておりますので、鍼灸治療が苦手な方でも安心して施術を受ける事が出来ます。

女性の方の身体は非常にデリケートです。治療は身体の状態を見極めた上で判断をさせて頂きます。また助産師の鍼灸師さんもいますので鍼灸治療だけではなくて、日常生活で気を付ける事や養生などもアドバイスさせて頂きます。

当院は鍼灸治療とスーパーライザーを組み合わせた当院オリジナルの治療により乱れてしまった自律神経を整える治療を最も得意としています。長期に渡って受けるストレス、慢性的な痛みや冷え、妊娠・出産・手術などによる体質の変化、夜勤、生活リズムの乱れ、生活環境など自律神経が乱れる原因は様々です。自律神経が乱れると一番影響を及ぼすのが睡眠の質です。睡眠の質が悪くなるとなかなか寝付けなかったり、朝がなかなか起きれなかったり、寝ても疲れが全然抜けなかったりという影響が出て、症状はきつくなる上に、交感神経が高まり寝れないという悪循環に陥ってしまいます。

現代のストレス社会では交感神経が過剰に働き、過緊張状態の方が非常に多いです。鍼灸治療とスーパーライザーを組み合わせた治療により身体がリラックス状態の時に働く副交感神経を活発化し、強く出る過緊張を押さえ、身体をリラックスさせます。治療前は実感がわかないかもしれませんが、治療中・治療後はとても眠たくなり、中にはリラックスをして熟睡される方もおられます。軽度であれば数回の治療で効果を感じることが出来ます。治療を続けるうちに自律神経は改善され、生理痛・婦人科疾患のレベルも落ち着いていきます。

●あなたはこのような症状で悩んでいませんか??
・月経時に痛みがあり、鎮痛薬を服用している。
・年齢が進むにつれて、生理痛がきつくなってきた。
・月経時に家事や仕事など、日常生活に支障が出る程の痛みがある。
・月経時の時以外にも腰痛や下腹部痛がある。
・排便や性行為の時に下腹部に痛みがある。
・市販の鎮痛薬では痛みが止まらない。
・座り込んだり、横になったりする程の月経痛がある。
・ひどい月経痛が長く続く。
・月経時に頭痛や吐き気を伴う。
・食欲がなくなり、何をするにも気力が湧かなくなる。
・子供が欲しいが、なかなか妊娠しない。

●生理痛とは
生理痛は痛みの程度や症状、痛む場所など同じ女性の方でもそれぞれ違います。

また女性の方なら生理痛は症状の軽い重いはありますが、毎月経験をされている方はほとんどではないでしょうか。

その生理痛は起こす大きな要因は“プロスタグランジン”という物質です。

〇月経前
女性ホルモンの黄体ホルモンの分泌量は排卵後に急激に増えますが、受精卵が着床せず生理が起こると一気に減ります。この変化で自律神経が乱れて頭痛、倦怠感、イライラなどの身体の不調を引き起こします。また黄体ホルモンは乳腺を発達させる、体温を上げる、体内の水分を引き出すなどの作用もあるため、乳房が痛くなったり、だるさや下半身のむくみも起こりやすくなります。生理の1~2週間前から生理が始まるまでに現れるこれらの症状は月経前症候群(PMS)と呼ばれています。症状としてはイライラ、頭痛、乳房痛、胃痛、肩こり、倦怠感、集中力低下などの症状が現れます

〇月経前半
生理直前から前半までプロスタグランジンという物質が急に増えます。この物質は子宮の収縮を促して生理の経血を身体の外に排出する役割を果たします。プロスタグランジンが多すぎると収縮が強くなりキリキリした痛みが発生します。血管を収縮させる作用もあるので、腰痛やだるさ、冷えがひどくなります。さらに胃腸の動きにも影響を与え、吐き気や下痢の原因にもなります。陣痛時の痛みの原因もこのプロスタグランジンです。生理痛のある女性の方は子宮内膜や経血に含まれるプロスタグランジンの量が生理痛のない女性の方より多いです。鍼灸治療ではこのプロスタグランジンからくる生理痛なども緩和していくことが出来ます。症状としては下腹部の鈍痛やキリキリする痛み、めまい、吐き気、下痢などの症状が現れます

〇月経後半
骨盤を中心に血液の流れが悪くなり、下腹部の鈍痛や腰回りの重苦しい感覚を引き起こし、軽い生理痛なら血流を良くする事で改善出来ます。症状としては下腹部の鈍痛、腰のダルサ、頭痛、冷え、浮腫みなどの症状がでます。


●東洋医学における生理痛・婦人科疾患について
①瘀血タイプ
疲労や冷え、ストレスなどで全身の血の巡りが滞った状態。

生理前はお腹がポッコリして、生理が来るかなと思ってもなかなか来ない事が多く、血の巡りが悪い事で生理痛が始まると痛みがきつくなる。

日数も7日以上とダラダラ続く。

経血は赤黒く粘りもあり、量は全体的に多めで経血の塊が見られたりする。


②気滞タイプ
身体のエネルギーである気の巡りが滞ることで、生理前のイライラや落ち込みが激しく、顔や指にむくみを感じ、ニキビや肌荒れが起こりやすい。

便秘が強くなり、ガスが溜まりやすい。

生理痛は生理前にお腹が張って痛いが、始まると楽になる。

生理周期が早くなったり遅くなったりと不安定でいつ来るのかが分からない。

③血虚タイプ
気と共に全身を巡り、全身に栄養や潤いをもたらす血が不足した状態。

だるさや疲労、めまい、立ちくらみなどを感じやすい。

血色が悪く、肌が乾燥してカサつき、集中力が低下して物忘れが多くなる。

生理痛は生理の終わりごろから終わった後に痛くなったり重くなったりする。

日数は3~4日と短めで生理周期は大幅に遅れ、飛んでしまう事もある。

経血の色はピンクっぽくて薄目、量も少ない。

④気虚タイプ
身体のエネルギーである気が不足している状態。

生理前に足のむくみがきつくなり、生理中は疲れやすく食欲がなく、眠たくて仕方がなく、風邪をひきやすく、下痢をしやすい。生理期以外に不正出血をする時がある。

元々の体質としては胃腸が弱く、胃下垂気味で他のタイプと併せ持っているケースが多いです。

⑤寒邪タイプ
冷えが入り込んで血流が悪くなっている状態。

お血や気虚を併せ持つ場合がある。

夏の冷房や冬の寒さが苦手で普段の体温は低め。

腰回りや足が冷えやすく、冷える事で生理痛がきつくなるが、温めると良くなる。

生理日数は長めで周期は遅れ気味。

経血の色は黒っぽい赤色で量は多め。

⑥熱邪タイプ
身体にとって不必要な熱がこもっている状態。

生理前に肌が荒れやすく、暑がりで顔が赤くなりやすいが手足の先だけが冷たくなることもある。

食欲が増し、便秘になりあやすく、ニキビや吹き出物が出やすくなったり痒くなったりと肌のトラブルが生じやすい。

生理痛は軽めで生理はパッと始まりスッと終わるが、生活習慣病や高血圧などのリスクは高くなる。