小児鍼灸

お腹に打鍼(刺さない鍼)をしている所です。

お子さんだけではなくお母さんもお父さんも一緒に健康に!!

●お子様のこのような諸症状でお悩みではありませんか?

・赤ちゃんの夜泣き・ぐずり
・「キーキー」とかんしゃくをおこす・疳(かん)の虫が強い
・風邪を引きやすい
・おねしょが治らない
・アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、食物アレルギーなどのアレルギー症状
食が細い、少食
・落ち着きがない、チック症状
・便秘

                  など…

便秘の治療を打鍼を使ってしている所です。お腹の詰まりを抜いているので、一見痛そうな感じがしますが、お腹に響く感じだけなので痛みはなく逆に心地の良い響く感じがあります。小さなお子さんや痛みに敏感な方でも安心して受けられる治療です。

 


●小児はりという治療法をご存知ですか?
   

このような症状には、小児はりが効果的です。

小児はりは、関西では古くから親しまれている治療法で、
今から250年前(江戸時代)より行われており、非常に長い歴史があります。

「疳(かん)の虫のはり」「むしばり」としても親しまれています。

また「月見はり」といって、
中秋の名月の日に鍼をすると一年間風邪を引かないと伝えられています。

小児はりは健康の維持、体質強化による風邪をひきにくい体質にすることも出来ますので、症状がなくても元気なお子様にもおこなえる治療です。
 
    

●小児鍼の適応年齢は?

生後1か月~小学生ぐらいまで
(成人の方でも、鍼治療が苦手な方には刺さない接触鍼を使用します)


●治療はどのようにするの?

”はり”といっても、一般的な”刺すはり”ではありません。

小さなお子さんの身体は敏感で素直なので、
皮膚を刺激するための専用器具(小児はり)を使って、
撫でたり、擦ったりして、軽くトントンと叩いたりする
優しい刺激を与えますので痛みは一切ありません。

お子さんの身体の反応は速いので、それだけでも勝手に良くなってきます。

小さなお子さんは刺激や皮膚が敏感なため慣れないうちは、
くすぐったかったり、違和感があって泣いてしまうお子様が多いですが…。
慣れると!気持ちの良さを実感できるので、
にこにこしたり、眠そうにしたりとリラックスしてくれます。

副作用もなく安心・安全なので、幼いお子様でも鍼の苦手な大人の方でも安心して治療を受けることが出来ます。

当院では、お子様の施術前に、お母様にも体感して頂いております。

小児鍼で背中を擦って治療をしています


●小児鍼の適応症

小児鍼は主に下記の症状に効果があります。

ただし、小児鍼の治療目的はあくまでも心身の調和を図ることでお子さん自身が持っている自然治癒力を高めることにあります。

小児鍼の治療を継続して重ねることで様々なこどもの病気の抵抗力を作り、高めていくことで正常な発育を助けます。


症状の改善はその結果になりますので参考として下さい。

疳の虫、夜泣き、寝つきが悪い、おねしょ、食欲がない、下痢、便秘、虚弱体質

アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、小児喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、食物アレルギーなど)

風邪症状(風邪をひきやすい、微熱が続く、鼻水、咳、発熱)

上記の症状以外にもお子さんの身体のことにつきまして何かありましたらお気軽に相談して下さい。


●小児はりの良い所って?

・皮膚に刺さない“小児はり”で優しく皮膚を刺激す

・痛みがない

・繰り返しの刺激が可能=効果が得やすい

・子供に恐怖を与えない

・治療時間が短い(1回5分程度→小児が集中していられる時間)

●治療時間、治療ペースは?

まず3日間連続を1クールとして治療をおこないます(治療所に慣れて頂く意味もあります)。

その後は週に1,2回の治療を継続しておこない、徐々に治療間隔を開けていきます。

症状がきつい場合は期間を詰めて治療をおこなっていきます。

治療時間は目安としてお子さんの年齢×1分になります。
(体格や症状によって治療時間は変わりますが、お子さんの集中力が持続する時間がそのぐらいだと言われています。)

小児鍼も大人の治療でも同様ですが、症状が治まった=治癒した
ということでは必ずしもありません。

健康増進・体質改善のための治療は目立った症状が治まってからの方が大切です。

特にアレルギー疾患の場合は治療によって症状が出なくなっても
病の根っ子が残ってしまっていると季節の変化に身体が順応しきれなかったり、
心身のストレスによって症状が出てきやすくなります。

症状が治まってからでも月1,2回程度定期的に治療を受けられることをお勧めします。季節の変わり目を過ぎても症状に問題がなければその症状に対しての治療は終了になります。

    
●小児はりがなぜ効果があるのか?

小児はりは皮膚へ優しい刺激を与えていきます。
ベビーマッサージのように、お子様とスキンシップをとることで安心するのと同様です。

赤ちゃんや子供の皮膚は、大人と比べるととても薄く、非常に敏感です。
皮膚に気持ちの良い優しい刺激を与えることによって、気を動かしお子様を精神的にリラックスさせ、情緒を安定させます。

更に、東洋医学のツボを刺激することで急速に発達する小児発育期の免疫力の増強、成長ホルモンの調整、血流バランス調整などの自律神経を調整して元気に健康に過ごしていけるような身体を作るための全身治療になります。


●「疳(かん)の虫」とは?

小児はりが古来より最も得意としてきた症状でもあります。

小児特有の症状群で、夜泣き・乳吐き・キーキーとかんしゃく・寝つきが悪い・食が細い・ かみつく…などの症状の総称です。

現代医学では”小児神経症“と呼ばれるものです。

乳幼児期は、身体的にも精神的にも急速に発達します。

・身体が思うように動かせない
・言葉が不十分で自分の欲求を満たせない
・新しい刺激が次々に入ってくるので、頭の中でなかなか整理がつかない  

などが原因で、情緒が不安定になったり、精神が興奮状態になってしまうため、様々な症状が現れてしまいます。


●うちの子は疳虫が強いの?簡単チェック法

特有の症状ですので、目安にしてみて下さい。

・顔が青白い

・白目が青っぽい

・眉間に縦じわがある

・眉間や鼻根部、目尻に青い筋(静脈の怒張)がみられる

・外鼻孔の発赤

・臍周囲のただれ

・キーキー奇声を上げる

・最近いうことを聞かなくなった気がする 

早期発見・早期治療することで、治療期間も短くて済みます。 

金のてい鍼(刺さない鍼、ツボに鍼を当てるだけ)をしている所です。


●こんな症状の時には

☆異常興奮(キーキー声、人を叩く、噛むなど)

疳の虫の一種で小さなお子さんは自律神経がまだまだ未発達な為、神経が昂りやすい状態になります。表情も普段からやや険しく、眉間に縦ジワや青筋(静脈の怒張)が見られます。

このようなお子さんは首の後ろから肩にかけての筋肉や皮膚が過緊張状態になることで神経が昂まるので、小児鍼により症状を改善していきます。


☆夜尿症

夜尿症の定義は、
「5歳をすぎても、週2回以上の頻度で少なくとも3か月以上の期間で
夜間睡眠中の尿失禁を認める」とされています。
小学校就学時の10~15%のお子様にみられる症状というデータもあります。

原因としては、
・糖尿病・尿崩症・膀胱炎などの器質的原因が明らかなもの
・上記症状による器質的原因が明らかでないもの
→家庭や学校・園など環境や人間関係のストレス

夜尿症のお子さんは空調などで外からも甘い物などで中からも身体を冷やしている事が多く、特に下腹部の冷えがきついことが多いです。腰仙部に反応が出やすく、皮膚が過緊張になっています。

夜尿症も小児はりの治療対象で、効果が期待できます。 

☆少食

食事はあまり食べないのに甘い物ばかりを欲しがるお子さんに悩んではいませんか。それは大人同様、疲れている時に甘い物を欲しがるのは身体が疲れていたり、体調が悪いサインです。

少食のお子さんは手足が細く、お腹には横ジワが入っていて、口の周りはなんとなく黄色っぽいかくすんでいるように見えます。肌にも艶がなく、お腹周りも冷えています。

そうなると消化器の働きが不十分なために成長に影響する場合もあります。

原因としては胃腸にカスが溜まっていたり、ストレスで肩や首や過緊張状態になっていたり、元々胃腸の働きが悪い場合がありますので小児鍼で改善を図ります。


☆便秘

排便リズムは個人差がありますが母乳で育っているお子さんは1日に5~7回、ミルクのお子さんは1日1~2回の排便です。

普通食を食べる頃には1日1~2回位になってきます。

数日に1回くらいでも適度な硬さで時間をかけずに気持ちよく排便されていれば便秘ではありません。

これは大人同様体内に摂取したものは身体には溜めずにリズム良く外に排出することが大切になってきます。


☆よく風邪をひく

自律神経が未発達なお子さんは身体の免疫機能が完成されておらず、しかも外邪から身体を守る衛気の力もまだ弱いので、小児鍼の治療をすることで自分自身が持っている治癒力を高め体質を強化する手助けをします。


☆アレルギー全般症状

小さなお子さんの身体は陽気の塊です。

通常はその陽気が程良く体外に発散しているものですが、身体が不調な時はその熱が身体の内側にこもり痒みを発生させます。

皮膚をかき潰してしまい患部がジュクジュクになったり、内熱により皮膚が乾燥したりします。症状が皮膚に現われればアトピー性皮膚炎、気管支の症状が現われれば気管支喘息になります。